落ちこぼれ
おちこぼれ
学業や集団についていけない子ども・人を指す語。本人を切り捨てる語感が強いため、公共メディアでは「学習についていくのが難しい子ども」「学業不振」など説明的な表現が選ばれやすいです。
背景
「落ちこぼれ」(おちこぼれ)は、授業や進学競争、職場のペースについていけない人——とくに子ども——を指す語として広まりました。集団から零れ落ちた、という比喩が本人の価値を低く見せやすく、支援より排除のイメージを伴いがちです。
いわゆる注意語一覧では、「授業についていけない子供」「学業・成績不振の子供」などが言い換え例として示され、やむを得ない場合は「いわゆる落ちこぼれ」と距離を取る、といった注記例があります。公共メディアでは、学習の困難や不登校、支援の必要性を、個人の欠陥ラベルではなく状況として述べることが推奨されます。
日本の放送における扱いは、法令による全国共通禁止リストの公開ではなく、子どもの人権と教育報道の倫理に基づく自主規制が通例です。
メディアでの扱いのポイント
- 人へのラベル: 避ける
- 言い換え: 学習上の困難・支援ニーズを具体的に
- 引用: やむを得ず使うなら「いわゆる」等で語の問題性を示す場合がある
学びの観点
「落ちこぼれ」は、教育の競争構造を、個人の落ち度にすり替える語になりやすい例です。「知恵遅れ」など能力蔑称とは層が異なりますが、子どもを切り捨てる言葉として共通の課題を持ちます。
備考
一覧では言い換え例として「授業についていけない子供」「学業・成績不振の子供」、注記としてやむを得ない場合は「いわゆる落ちこぼれ」と表現する、といった例があります。
出典・参考
個人収集のいわゆる放送禁止用語一覧。公式局内リストではない。言い換え・「いわゆる〜」注記例。
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
関連用語
知恵遅れ
ちえおくれ
知的障害を俗に指してきた表現。公式の法律用語としては用いられず、侮蔑的とされ、マスメディアでは「知的障害」などへの言い換えが一般的です。
精薄
せいはく
「精神薄弱」の略称。かつて法律・教育でも用いられたが、人格否定的・精神障害との混同を招くとして、1998〜2000年前後に「知的障害」へ置き換えが進みました。現在は使用を避けるのが一般的です。
心障児
しんしょうじ
「心身障害児」の略称。一覧では略さず「心身障害児」と書くよう示され、やむを得ない場合は「身障児」とする、とされることがあります。公共メディアでは略称での人指しを避ける傾向があります。
低脳
ていのう
知的能力や学習の遅れを侮蔑的に指してきた俗語。マスメディアでは使用を避け、「知的障害」「学習の困難」など状況に応じた言い換えが一般的です。