出戻り
でもどり
結婚した女性が離婚して生家に戻ること、またその人を指す語。女性に偏った侮蔑ラベルとして問題視され、公共メディアでは使用を避けるのが一般的です。
背景
「出戻り」(でもどり)は、結婚した女性が離婚(や離縁)して実家に戻ること、またその人を指す語として使われてきました。結婚を女性の「成功」、そこからの離脱を失敗とみなす家父長的な価値観が埋め込まれており、女性に偏った侮蔑ラベルとして問題視されます。
いわゆる注意語一覧では「使わない」と明記される例があります。公共メディアでは、事実が必要なら「離婚して実家で暮らしている」「離婚した」など淡々と述べ、人格を切り捨てる一語は使いません。男性側に対称の蔑称が一般的でない点も、ジェンダー非対称の表れです。
日本の放送における扱いは、法令による全国一律禁止ではなく、人権・ジェンダー配慮に基づく自主規制が通例です。
メディアでの扱いのポイント
- ラベルとして使わない
- 必要な事実: 離婚・居住を中立に
- 価値観: 再婚・離婚を序列化しない
学びの観点
「出戻り」は、家族制度が女性の人生を成功/失敗の物語に押し込めてきた言葉の例です。「オールドミス」「未亡人」などとあわせ、結婚規範とメディア表現の関係を読む入口になります。
備考
一覧では「使わない。結婚した女性が離婚して生家に帰る、またその人の意」と注記される例があります。離婚や再婚を貶めない表現が求められます。
出典・参考
個人収集のいわゆる放送禁止用語一覧。公式局内リストではない。使わない旨の注記。
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
関連用語
未亡人
みぼうじん
配偶者と死別した女性を指す語。本人の同意なく用いると不快感を与えやすいため、公共メディアでは「故○○さんの妻(配偶者)」「遺族」など状況に応じた言い換えが推奨されます。
オールドミス
おーるどみす
未婚のまま「婚期を過ぎた」と見なされた女性を指す和製英語。女性だけを結婚の有無で値踏みする語感が強く、公共メディアでは使用を避けるのが一般的です。
女子供
おんなこども
女性と子どもを一括して指す語。軽んじる・排除するニュアンスが強いため、公共メディアでは「女性や子ども」「女性と子ども」など丁寧な並列表現が選ばれます。
連れ子
つれご
再婚などで配偶者の前のパートナーとの子どもを指す語。必要以上に強調すると当事者を傷つけるため、公共メディアでは「お子さん」「配偶者の子ども」など状況に応じた表現が選ばれやすいです。