老婆
ろうば
別名・異表記: 老婦人(言い換え例)
高齢の女性を指す語。文語・翻訳では中立に使われる一方、見下しや類型化の文脈では問題視され、公共メディアでは「高齢の女性」「老婦人」など状況に応じた表現が選ばれやすいです。
背景
「老婆」(ろうば)は、高齢の女性を指す漢語です。民話・翻訳・文芸では登場人物の類型として長く使われてきました。一方、現代の報道や日常の呼び方としては、年齢と性別だけで人を一括し、見下しやステレオタイプ(愚かな老女、など)を再生産しやすい、との指摘があります。
いわゆる注意語一覧では、言い換え例として「老婦人」が示されます。公共メディアでは、年齢を示す必要があれば「高齢の女性」「70代の女性」など事実に即した表現を選び、不要なら名前や「〜さん」で足りることが多いです。語そのものが常に禁止というより、トーンと必要性が判断基準になります。
日本の放送における扱いは、法令による全国共通禁止リストの公開ではなく、年齢・ジェンダーへの配慮に基づく自主規制が通例です。
メディアでの扱いのポイント
- 必要性: 年齢・性別を出す理由があるか確認
- 言い換え: 「高齢の女性」「老婦人」など、文脈に応じて
- ステレオタイプ: 外見や認知を嘲笑する描写を避ける
学びの観点
「老婆」は、文語としては普通でも、現代の対人呼び方としては粗くなる語の一例です。エイジズム(年齢差別)と表現の関係を考える入口になります。
備考
一覧では言い換え例として「老婦人」が示されます。年齢・性別を強調する必要がなければ、名前や「〜さん」で十分な場合も多いです。
出典・参考
個人収集のいわゆる放送禁止用語一覧。公式局内リストではない。言い換え例として「老婦人」を記載。
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
関連用語
未亡人
みぼうじん
配偶者と死別した女性を指す語。本人の同意なく用いると不快感を与えやすいため、公共メディアでは「故○○さんの妻(配偶者)」「遺族」など状況に応じた言い換えが推奨されます。
令嬢
れいじょう
身分の高い家の娘を指す語。不必要に使うと特権の強調や逆差別になる、と注記される例があります。公共メディアでは必要がない限り「娘」「お嬢さん」など状況に応じた表現が選ばれます。
労務者
ろうむしゃ
おもに肉体労働に従事する人を指す語。法令・辞書上は労働者と同義に近い一方、戦後メディアでは見下しの語感が残りやすいとして「労働者」への言い換えが進んだ代表例の一つです。
連れ子
つれご
再婚などで配偶者の前のパートナーとの子どもを指す語。必要以上に強調すると当事者を傷つけるため、公共メディアでは「お子さん」「配偶者の子ども」など状況に応じた表現が選ばれやすいです。