低開発国
ていかいはつこく
別名・異表記: 開発途上国(言い換え例)、発展途上国
経済 ind 開発水準が低いとみなす国を指す旧い分類語。「低」が序列と欠如を強調するため、公共メディアでは「開発途上国」「発展途上国」などが選ばれます。
背景
「低開発国」(ていかいはつこく)は、所得や産業化の水準が低いとみなす国を指す旧い分類語です。「低」の字が序列と欠如を前面に出すため、当該国への見下しにつながりやすい、との批判から、「開発途上国」「発展途上国」などへの言い換えが進みました。
いわゆる注意語一覧では、言い換え例として「開発途上国」が示されます。「未開発国」と同様、単線の発展段階論を前提にする語群です。可能な限り国名・地域名・具体的指標で述べる方が正確です。
日本の放送における扱いは、法令による全国一律禁止ではなく、国際報道の配慮に基づく自主規制が通例です。
メディアでの扱いのポイント
- 現行: 「開発途上国」「発展途上国」
- より正確に: 国名・指標で
- トーン: 上下の序列を煽らない
学びの観点
「低開発国」は、世界を高低で切る言葉の問題を示します。「未開発国」とセットで、国際報道の用語史を読めます。
備考
一覧では言い換え例として「開発途上国」が示されます。「未開発国」と同系統の国際分類語です。
出典・参考
個人収集のいわゆる放送禁止用語一覧。公式局内リストではない。言い換え例として開発途上国等。
参照日: 2026-07-18
呼称の変遷の概説。
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
参照日: 2026-07-18
関連用語
不可触民
ふかしょくみん
インドのカースト制の外側に置かれてきた人々を指す旧来の日本語訳。差別的な制度語の直訳であり、公共メディアでは当事者の呼称や「ダリット」など、より適切な表現が選ばれます。
未開発国
みかいはつこく
経済 ind 開発が遅れているとみなす国を指す旧い言い方。「未」が欠如モデルを強調するため、公共メディアでは「発展途上国」「開発途上国」などが選ばれます。
表日本
おもてにほん
本州の太平洋側を指す旧い言い方。「表」が中心・優位を前提にするため、対になる「裏日本」とともに公共メディアでは避け、「太平洋側」が標準です。
裏日本
うらにほん
本州の日本海側を指す旧い言い方。「裏」が劣後・二次的な印象を与えるため、公共メディアでは「日本海側」が標準です。